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矢掛町「羽無集落」の紹介

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地域の概要

人  口 37人
高齢化率 78.4%
集落数 2集落
(2022.01.01)

取組の経過

矢掛町の北部、標高200m程度の位置にある中山間地域です。地域は山に囲まれた盆地で、中央に羽無川が流れています。地域外へのアクセスは、羽無川沿いと南側の山越えの2本の町道のみであり、地域が独立した地形になっています。
羽無集落の主要な産業は農業であり、米を中心に野菜や果樹の栽培も行われています。また、集落にある吉祥寺には海棠の古木があり、春には可愛い花が咲き、境内では地域住民による「海棠まつり」が開催され、町内外から多くの観光客が訪れます。
羽無集落は、住民が自助と互助の意識を持ちながら集落を維持しており、日々の生活から「憩いの館」を拠点とする様々なイベントまで、集落の住民が協力して活動しています。そのため地域のつながりは強く、少子高齢化が深刻な状況の中で、課題解決に集落として取り組んでいます。集落全体で住民の生活を支え、地域が一体となって知恵を出し合い、観光客の誘致や他の集落や団体、大学生等と連携しながら、新たな視点で取り組んでいます。

推進組織

羽無自治会、桃源郷はなしの里

地域の特徴

平成30年3月4日にオープンさせた休憩施設「憩いの館」を拠点に、地域住民による田舎食堂や農業体験、大学生の交流受け入れ等を積極的に実施しており、若者や外部からの訪問者を受け入れながら、集落の課題解決策を検討・実施しています。

代表的な取組

休憩施設を本格的に稼働していく中で、田舎食堂の経営では、毎週土日、連休の祝日営業を行い、季節に応じて地元食材を使用したランチや軽食を提供しています。
さらに集客のための様々な体験型イベントとして、原木椎茸菌打ち、そうめん流し、カブト虫つかみ取り、杵つき丸餅づくりをはじめ、栗拾い、さつまいも掘り、落花生掘り、じゃがいも掘り等の収穫体験、毎月恒例!窯焼きピザづくり体験等を企画実施しています。
また,キャンプに加えて新たにキャンピングトレーラーや宿泊棟の整備を行い、夜の魅力を提供しています。

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